こんにちは。あんしん父さんこうへゐです。
ブログの訪問ありがとうございます。
災害が起きると、ニュースなどで被害の状況が詳しく伝えられます。
それとあわせて、”行政の対応”なんかもよく報道されるようになりました。
逃げ遅れて犠牲者が出たのは行政の対応に問題があった・・・。
避難所で不自由な生活を強いられるのは、行政の対応がまずいからだ・・・。
こんな調子です。
日本人は、まじめで勤勉な人種であるのと同時に、お上の言うことも良く聞くので、暴動なんか起きません。
その一方で、すごくお上を当てにしています。
僕の住んでいる市の職員の数は、
阪神淡路大震災が起きた平成7年:約500人だったのが、
平成28年:約300人に減っています。
この20年の間に市民も20年歳をとっていますから、働き盛りだった人達も60歳を超えています。
つまり”助ける側”から”助けてほしい側”に変わってきています。
こんな状況で、行政に文句ばかり言っていても始まりません。
災害の時には、自分の身は自分で守るしかないのです。
市が主催する防災のシンポジウムで、
「行政は限られたことしない」
「住民に丸投げではないか?」
なんて言う60歳くらいのオジサマがいらっしゃいました。
60歳くらいでそんな調子じゃ困ります。
ぜひ、自分のことは自分で守り、そのうえで80歳くらいのおばあちゃんを助ける側に回ってもらいたいものです。
やり場のない怒りや虚しさを持ってしまうことは、ある程度は仕方ありません。
でも、それは”誰か”に向けるものではないのです。
自分の身の回りに起こったことは、自分で受け入れて自分のできることを考える。
そういうスタンスを持つことが、”あんしん父さんへの道”なのです。