他人の過去の自慢ほど、聞かされてウンザリするものはありません。
ところが、自分のこととなると、気がついたらついつい語っていた・・・・
なんて人をたまに見かけます。
いわゆる過去の武勇伝が好きな人
っていますよね?
オレの大学では・・・
オレが新入社員のときは・・・
オレの経験から言うと・・・
オレがつかんだ客がすごくて・・・
数年前のオレの受注は・・・
オレもさんざん苦労してここまで来たよ・・
オレオレ詐欺ではありませんが、常にご自分中心のお話しをなさる・・・・
もうウンザリですね。
まさか!あなたは武勇伝を語っていないでしょうか?
たとえばお子さんに・・・
オレはかなり勉強したぞ
オレは部活一筋でめちゃくちゃ努力したんだぞ
オレのおかげで良い学校に行けて、塾にも行けてるんだぞ
たとえば奥さんに・・・
オレの給料でいい家にすめているんだよね
オレの給料があがったから生活できてるよね
オレが会社で頑張っているんだぞ
なぜ、武勇伝は聞いていてウンザリするのでしょうか?
【理由1】
武勇伝を語るときは、
”相手よりも立場が上であること”
を前提にしてしゃべっているからなのです。
人間関係では、まずフラットな関係が基本で、それに地位とか立場がくっついてきています。
なので、武勇伝を聞かされるというのは、自分の立場が下である と意味づけされていることになってしまします。
だから気分が良くないのです。
まして、家族関係では、もっと上下関係はありませんから、古き良き頑固オヤジ的なものの言い方は厳禁なのです。
【理由2】
武勇伝は過去のモノです。過去を多く語る人は、
過去がピークで今現在は下り坂
の人と考えて間違いありません。
そのような人について行ってロクなことにはなりません。
未来の話をする人と、過去の話をする人とどちらが魅力的かは決まっていますよね。
いかがでしたか?過去志向の人は見切りをつけて、未来志向の人とお付き合いするようにしていきたいものですね。
くれぐれも、あなたが過去志向の人にならないように気をつけてくださいね。